漫画「悪魔だった君たちへ」1話ネタバレ

悪魔だった君たちへ

 

とある部屋で6人の高校生が写っている写真を見ながら一人の男が呟いていく…。

 

『充実した青春を過ごした仲良しの6人組』

 

『でも…僕にとっては悪魔に勝る存在だったんだよねぇ』

 

謎の入れ墨男。
この漫画の復讐者になるので名前が判明するまでは「復讐者」と表記していく。

 

復讐者の隣には四肢を拘束され、口にはガムテープを巻かれた男が一人いた。高校時代の動画を流しながら復讐者は隣の男に虫を食べさせようとしていく。

 

場面は転換。
シャワールームでイチャつき、そのままベッドで激しく体を重ね合わせる信と美穂。この二人は仲良し6人組メンバーである。

 

愛し合って朝を迎える二人。いってらっしゃいキスで熱々ぶりを見せつけて信は会社へ出勤。

 

社内でも黄色い声援を浴びる信。そんな中、部長が宮本といった社員を怒鳴りつけていた。仕事でミスって叱られる宮本。その仲裁に入って女性社員の株を上げていく信であった。

 

場面は変わる。
自宅で美穂と食事。結婚式で流す映像用写真が倫太郎から届いていないと不安を見せる美穂。そのタイミングで丁度、倫太郎から連絡が入る。

 

翌日、出勤する信を睨む復讐者。吸っていたタバコを自分の体に押し当てて一人快感に酔いしれていく。

 

出勤中、知らないアカウントからメッセージを受けるも倫太郎だと判断する信。そこには動画が添付されていた。観ていくと高校時代の仲良し6人組が映っている。しかし、徐々に映像が禍々しいものに変化。

 

『悪魔供め…地獄の業火に焼かれろ』

 

映像が目まぐるしく変化していき、美穂の真実なるタイトルに切り替わっていく。そこには美穂のパパ活アカウントが表示されていく。

 

その夜、信と美穂ともに不機嫌であった。しびれを切らした信はパパ活アカウントについて問い詰めていく。焦る美穂。同時に彼女も信の秘密を握っていた。それは信のマッチングアプリのプロフィールであった。

 

美穂にも知らないアドレスからメッセージが送信されていたのだ。

 

両者ともに隠していた事が露呈して説明を求めていく。口喧嘩では美穂の方が一枚上手。言い負かされて苛立ちを抑えられなくなった信は美穂を押し倒して首を締め上げていく。

 

ふと我に返って手を離す信。ショックから部屋に引きこもってしまう美穂。

 

『なんでこんなことに…これは俺達への復讐なのか?』

 

信の脳裏には高校時代にイジメてた下田幸太の顔が思い浮かんでいく。

 

翌日、会社に出社するとオフィスが騒々しくなっていた。宮本が社員の裏情報、秘密を社内に拡散していたのだ。そこには美穂と信の秘密もあった。

 

宮本に問い詰めようと彼を探す信。しかし、宮本のテーブルには退職願が置かれており、行方不明になっていた。

 

第1話はここで終了。