漫画「悪魔だった君たちへ」6話ネタバレ
信と下田は居酒屋で一緒に雄介が花奈を殺し、さらに社会的に抹殺されていく動画を観ていく。その動画を見て腹立たしさと同時に自分の弁護をする人間がいなくなってしまった事を嘆く信。
『これじゃあ、オレが殺人犯になっても弁護頼めねぇじゃね〜かよ…』
その苛立ちは一緒にいた下田にも向かっていく。
『嬉しいよなぁ…おまえは…散々やられたオレらがボロボロになってんだからよぉ…』
肯定も否定もしない下田。
彼は自分でも自身の気持ちがわからないと言い出していく。そして突然、テーブルに自分の頭を打ち付けていく。言葉で止めてもまったく行動をやめようとしない下田。
仕方なく無理やり、信は下田の自傷行動を止めていく。
そして下田は頭から血を流しながら、高校時代に突然、信達の態度が変わった事の真意がわからないと嘆いていく。
『みんな…おまえが怖かったんだよ』
意味深な言葉だけ残して信は退散。この日は解散となっていく。
場面転換。
コンビニで客に笑顔を振りまく綾瀬。下田の気持ちは『綾瀬さん…あんな事あったのに…』と切り替えの速さに驚きを隠せない様子。
そこへ俊夫の事件以来、初めて綾瀬と接触をする下田。
俊夫の件で謝罪する綾瀬。
彼女はニコッと笑って下田の責任ではないこと。そして俊夫にされた陵辱などは慣れていると告げていきます。
『まぁ、あんたには見られたくなかったけどね…』
すれ違い様に俊夫について尋ねていく下田。すると綾瀬の顔付きが一瞬で変わります。そして俊夫の近況を明かしていく綾瀬。
『アイツなら生きてるよ…別の買い手が見つかったからね…』
綾瀬は下田にあるURLアドレスを教えます。夜10時になったらアクセスしてみて欲しい。
『アンタも見るべきだと思うから…』
場面転換。
取調室にいる雄介。担当刑事が部屋に入ってきて、花奈からドッキリ企画でやったイタズラだったんだろ?と聞かれていきます。
その言葉に花奈が生きており、庇ってくれている事を感じる俊夫。
再び場面転換。
下田は夜10時になると綾瀬から教えてもらったURLアドレスにアクセスしてみる事へ。
そこはビデオ会議を行われているアドレスであり、全裸の俊夫が映し出されていきます。この部屋のテーマは俊夫の断罪。
彼の今までの非道な行動が暴露されていき、閲覧者達が彼への断罪方法を議論していきます。その中で綾瀬と思われる人物が断罪方法を提案。
『彼には女の気持ちをわからせてあげた方がいいわ…』
俊夫の断罪方法が決定。
すると部屋の奥からマスクを被って興奮している男が登場。
マスク男の正体は倫太郎だったことが明かされていきます。そして倫太郎の本心が明かされていく事へ。実は彼…高校時代からずっと俊夫に興味を持っていたのです。
そんなカミングアウトをされつつ、場面転換。
下田が信へSOSのメール。ビデオ会議のURLを送信していきます。信もアクセスすると俊夫が倫太郎に弄ばれている映像を見る事になる信。
さらに別室からその様子をモニタリングする復讐者の姿。
『愛情に性別は関係ないって事かなぁ…何年も溜め込んだ感情がほとばしってるねぇ…』
俊夫と倫太郎の様子を楽しむ復讐者。
ただ、これではフェアじゃないと復讐者はある映像を流していきます。
流れる映像を見て何かを感じ取る俊夫…『何で…何でこの映像が…!』そして場面は14年前。まだ高校時代で下田と俊夫が仲の良かった時代へ遡っていきます。
下田からDVDを借りる俊夫。
そのDVDが俊夫の人生を変える事になったきっかけである事が明かされて第6話は終了を告げていきます。